スマート介護施設モデル事業者に選ばれました(理事長のつぶやき352)

埼玉県では、急速に進む高齢化によって介護需要が高まる一方、人口減少から介護人材の大幅な不足が見込まれており、介護施設における生産性の向上は喫緊の課題となっている。

介護施設においては、業務を全面的に見直し、介護ロボットやICTなどのテクノロジーを効果的に活用して、介護の質の向上を図るとともに、介護業務の負担軽減や働きやすい環境づくりを進めていくことが求められる。として、こうしたことを同時に実現し、今後の埼玉県のモデルとなる介護施設の姿を示し、他の施設に普及させていくことを目的に実施されているものです。

この令和5年度スマート介護施設モデル事業者として、7月7日付で埼玉県からの選定を受けました。

今年度の選定は埼玉県全体でグループホームが2か所ですが、入間市のグループホームと私たちのグループホーム喜楽里になったのです。

グループホームは、小規模な施設が中心であることから、経営規模が小さく技術的な知識も弱小なため、先進的なシステムを導入することが難しいのですが、今回の事業はアドバイザーの支援を受けながらの導入なので応募しました。

写真は、7月11日埼玉会館で行われた、事業説明会での因果関係作りワークショップの様子です。導入しても使われていないという過去の補助事業の反省から、アドバイザーの指導の下、現場職員の意識改革から取り組むということで管理職員も張り切っています。